当院の歴史
大正9年8月の開院以来、皆様方の暖かい支援を受けて地域医療に貢献して参りました。こうぞの歯科医院(旧 香園歯科医院)の各ドクターの略歴と今日に至るまでの当院の歴史を紹介致します。
大正 香園歯科医院開院 八幡歯科医師会設立
初代「香園一男」は大分県宇佐市にて明治31年に生を受ける。東京都で学業に励み、その後官営製鐵所附属病院(現 新日鐵八幡記念病院)に勤務し、福岡県北九州市八幡東区枝光本町にて大正11年「香園歯科医院」を開院する。
同年、社団法人八幡歯科医師会設立に携わる。その後、太平洋戦争中に大分県宇佐市に疎開し、昭和55年82歳で亡くなるまで約60年間地域医療に励んだ。
昭和 香園歯科医院再開
二代目「香園武男」は一男と松代の長男として大正12年に生まれる。佐賀県武雄市で勤務医として従事し、第二次大戦が終結し終戦後の福岡県北九州市八幡東区枝光本町にて昭和23年「香園歯科医院」を再開する。
昭和52年より社団法人八幡歯科医師会会長に就任し、その後も社団法人福岡県歯科医師会副会長や社団法人日本歯科医師会役員として貢献する。平成7年71歳で亡くなるまで約50年間地域医療に励み、同年その功績が認められ勲五等雙光旭日章を授与される。
平成 こうぞの歯科医院移転開院
三代目「香園武志」は武男と洋子の長男として昭和26年に生まれる。昭和54年大学を卒業後、同年より福岡県北九州市八幡東区枝光本町で「香園歯科医院」の副院長として約17年間従事する。その後、福岡県北九州市八幡東区前田にて平成9年「こうぞの歯科医院」と名称を改め移転開院する。平成18年、ピンクを基調とした温かみのあるイメージへ外装リニューアルを行う。
魚釣り好きな方との楽しいコミュニケーションが毎日の元気の源であり、時間が許す限り太公望仲間と魚との格闘に勤しんでいる。
現 医療法人こうぞの歯科医院設立
四代目「香園昌志」は武志とるいみの長男として昭和56年に生まれる。平成18年大学を卒業後、平成19年九州歯科大学附属病院歯科医師臨床研修プログラムを修了し、同年より東京都で広域医療法人本院の副院長兼任理事として約5年間従事する。その後、福岡県北九州市八幡東区前田で平成23年「こうぞの歯科医院」副院長として夜間診療・日曜診療を開始する。
平成24年よりアメニティの充実を図り内装リニューアルを行い、カウンセリングルームを開設する。平成25年、福岡県より医療法人設立認可を受け、終日昼休みなし北九州市登録歯科医療機関・地域密着型歯科医院として「医療法人こうぞの歯科医院」を設立する。平成26年には患者数増加に伴い歯科診療ユニット増台、「次世代・先進・拡張・低被爆」を実現する3Dパノラマレントゲン(歯科用X線CT装置)、口腔内カメラ、及びCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)をはじめ、先進医療設備の導入を行う。
平成27年より安全で安心出来る歯科外来診療の環境整備について、厚生労働大臣の定める施設基準に適合し、医療安全管理・院内感染対策・医薬品業務手順等・医療安全対策に係わる指針等の策定、医療安全対策に係わる研修の受講・従業者への研修の実施を行う。安全で安心な歯科医療環境を提供するための装置・器具等(AED(自動体外式除細動器)、パルスオキシメーター(経皮的酸素飽和度測定器)、酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)、血圧計、救急蘇生セット、歯科用吸引装置)を設置する。医療機器の洗浄・滅菌を徹底する等(オートクレーブ、消毒器、感染防止用ユニット)、院内感染防止策を講じる。